コラムVol.1 新基準原付(125㏄)とは?
更新日:2026年9月30日
2025年の道路交通法施行規則の一部改正により、原付免許で総排気量125㏄以下の(新基準原付に限る)バイクが運転できるようになりました。
ここでは、新基準原付の詳細と運転できる免許について記載しておりますので、参考にしていただければと思います。
新基準原付とは?
新基準原付の規格
新基準原付は、総排気量125㏄以下で出力が4kw(5.4ps)以下のバイクになります。この、総排気量と出力の両方を満たしていなければ、新基準原付ではないので注意が必要です。
運転できる免許
新基準原付は、原付一種の扱いになるため「原付免許」以上で運転することができます。但し、出力が4kwを超える場合は、原付二種の扱いになるため、小型二輪免許が必要となります。
新基準原付の創設背景
2025年11月の二輪車排ガス規制が要因です。従来の50㏄原付では、新しい排ガス規制に対応することが難しく、規制ををクリアする50㏄原付を生産するためには、コストと技術の観点から困難であると判断されました。
そこで、代替として排気量50㏄超え125㏄以下で最高出力4.0kW以下の車両を、従来の原付免許で運転できる「新基準原付」として導入されました。
交通ルール
新基準原付は、原付であることから
・最高速度30㎞
・二人乗りの禁止
・二段階右折の義務
・高速道路、自動車専用道路の通行禁止
など、従来の原付と同じ交通ルールで運転しなければなりません。
比較表
| 原付一種 | 原付二種 | ||
新基準 | 従来 | ||
| 必要な免許 | 原付以上 | 小型二輪以上 | |
| 排気量 | 125㏄以下 | 50㏄以下 | 51~125㏄以下 |
| 最高出力 | 4kW(5.4ps) 以下 | 規制なし | 規制なし |
| 最高速度 | 30km | 60km | |
| 2人乗り | 不可 | 可 | |
| 二段階右折 | 必要 | 不要 | |
※二人乗りは、免許取得から1年以上経過してから可能
※最高速は、法定速度を掲載しております
※最高速は、法定速度を掲載しております
出力が4.0kWを超えるバイクは、原付二種となり小型二輪免許が必要です。
ご質問と回答
小型二輪免許の取得方法
125㏄の小型二輪を運転するためには、「普通二輪小型限定」免許(以下、小型二輪免許)が必要です。この免許には、AT限定とMTの2種類があり、ご自身の乗りたいバイクに合わせて選択できます。
三ツ境自動車教習所で小型二輪免許を取得する場合の費用については、以下の通りです。
パック | 料金 |
| 3Hパック | 50,000円(税込) |
| 5Hパック | 57,000円(税込) |
7Hパック | 63,000円(税込) |
※普通免許保有の場合
三ツ境自動車教習所は、特定届出教習所になりますので練習時間を選択していただいて、免許センターの技能試験を受験していただきます。
小型二輪のAT限定の場合、操作性が良いことから、平均受験回数も2.5回と少なくなっており、1回で合格される方も多くいらっしゃいます。
小型二輪のメリット
小型二輪は、日常の足から週末のレジャーまで幅広く活躍する「ちょうどいい」サイズ感が魅力です。近年、利用者が非常に多くなっている要因を解説いたします。
通勤・通学での圧倒的な利便性
小型二輪には、原付のような二段階右折や時速30㎞制限がないため、交通の流れに乗ってスムーズに走行できるため、通勤や通学におけるストレスが大幅に軽減されます。また、車体がコンパクトであることから、駐輪場での取り回しも良く、都市部での移動においても大きなメリットをもたらしてくれます。
維持費の経済性
小型二輪は、ファミリーバイク特約が利用できるケースが多く、自動車保険の維持費を抑えることが可能です。また、車検が不要であるため、普通二輪と比較してもランニングコストを大幅に節約できます。経済的でありながた、カブなどを利用した趣味の道具としても十分に満足できる性能を備えている点が多くの利用者に繋がっています。






